障害ある息子を「おり」に監禁!?73歳山崎容疑者とは?

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「暴れるから」という理由で20年以上プレハブ小屋に息子を監禁していた73歳の父親が逮捕されました。山崎容疑者の素顔は?どうして誰も気づかなかったのか?調べてみました。

事件の概要は・・・

出典;FNN

障害のある長男(42)を檻(おり)に閉じ込めたとして、兵庫県三田市の無職山崎喜胤容疑者(73)が監禁容疑で兵庫県警に逮捕された。

山崎容疑者の自宅は、三田市のJR宝塚線広野駅から約500メートルの静かな住宅街にある。近所の70代の男性は「息子がいることも知らなかった。監禁をしている気配もなかった」と驚いた。

朝日新聞より引用 

息子監禁事件の経緯と詳細は?

事件の経緯に関しては、地元の新聞社が県警に任意同行される直前に取材していました。その新聞社の記事によると、山崎容疑者一家は1991年6月に大阪から三田市に転居してきたそうです。

 「当時は家の2階を長男の部屋とし、窓の内側に柵を取り付けて窓ガラスを割ったりしないようにしていた。でも、暴れて、壁や食器棚、窓を壊すなどして耐えられなかった。近所から迷惑だと怒られたこともあったし、もしも長男が外に出て誰かを傷つけてもいけないと考え、プレハブの中に檻を作って入れた。仕方がなかった」

神戸新聞より引用 

監禁していたとされるプレハブ小屋はこちらです↓

出典;FNN

出典;朝日新聞

当初は障害があって暴れたりして手に負えなかったんじゃないかと、同情的に見ていましたが、このイラストを見るとその考えを変えるしかないかもしれませんね。

この後、どのように世話をしていたかの質問にも答えています。

 「2日間のうち半日、時間にすると約12時間は檻から出して食事を与え、風呂も入れていた。それ以外の36時間は檻の中にいた」

「簡易トイレを部屋に置いていたが、なかなか使わなかった。部屋の中が汚物で汚れるので、毎回、妻が檻の下から手を伸ばして掃除していた。その光景が大変そうだったので、ふん尿を吸収するペット用のシートを敷いていた」

「当初はエアコンを設置していたが、ふん尿の臭いでエアコンが壊れ、3回も買い換えた。その後、夏場は扇風機のみ使用し、脱水症状を起こさないように冷えたペットボトルの水を渡していた。冬場はストーブで暖めていた」

「虐待はしていない。食事も与え、風呂にも入れていた。確かに檻に入れたが、監禁しているとは思っていない」

神戸新聞より引用 

やはり、下の処理が大変だったんですね。
かなりの臭いがしてたんではないでしょうか。

でも、なぜ公的な機関に助けを求めなかったんでしょうか。
その点についても新聞社の質問に答えています。

 「当初は施設に入れたいと思っていたが、今年1月に亡くなった妻が同意しなかった。引っ越してきてから約2年後には市の担当者と電話でやり取りもしたし、自宅にも来た。その時、もしかしたら何か指導を受けるのではないかと思ったが、施設の紹介などの対応は全くなかった。」

神戸新聞より引用 

この事件のポイントがわかったような気がします。
母親の想いがそうさせたのかもしれませんね。

一方、山崎容疑者は、監禁や虐待という認識はあったんでしょうか?

「虐待はしていない。食事も与え、風呂にも入れていた。確かに檻に入れたが、監禁しているとは思っていない」

「檻に入れ始めたころは家族旅行に連れていくこともあった。檻の中に入れるのは仕方なかった。今となってみれば25年ぐらいの間、太陽の下に出してあげられず、少し悪いことをしたと思っている」

神戸新聞より引用 

反省の気持ちはあるようですが、常識からかなりずれているという認識はなかったようですね。

なぜ20数年も経って今発覚したのか?

そもそもなんで20数年もの間、このような監禁状態を続けることができたんでしょうか?また、今なぜ、発覚したんでしょうか?

監禁されていたプレハブ小屋は糞尿の臭いでかなり臭かったはず。近所の方は気づかなかったんでしょうか。

出典;FNN

出典;JNN

ご近所といい関係を持っていたとは、あまり言えないようですね。

「数年前から(山崎容疑者宅の)植木の手入れがされなくなり、生活感が感じられなくなっていた。息子さんがいたことは知らなかった」

毎日新聞より引用 

一方で、「三田市に転居してきた1990年代前半から長男が暴れたり叫んだりするようになり、近所から何度も苦情を受けた。」との報道もありました。

また、今回の監禁が明るみになったきっかけが、山崎容疑者の妻の介護だったようですね。

出典;JNN

ことし1月、妻の介護について福祉関係者に相談した際に、長男を閉じ込めていることを打ち明け事件が発覚しましたが、10年以上前にも家族について市に相談していたことがわかりました。

市の職員が自宅を訪ねましたが、この時は長男がおりに入れられていることに気付かなかったとみられるということで、市は当時の対応に問題がなかったか調べています。

NHKより引用 

山崎容疑者の顔画像と自宅場所は?

FacebookやTwitterに山崎容疑者の顔写真やアカウントはありませんでしたが、任意同行を求められ県警の車両に乗り込む山崎容疑者の姿が地元新聞社のサイトに動画でアップされていました。(ただ、本人の姿はほとんど映っていません)

出典;神戸新聞

山崎容疑者の自宅はJR福知山線の広野駅近くの閑静な住宅街にあるようです。映像で見る限り、結構大きな家ですし、駅からそれほど離れていないことを考えるとそれなりの地価なのではないでしょうか。

ネットの反応は?

父親の行動は賛否あると思います。面倒見てたら仕事も行けない。自分の知り合いも障害のある人言ってたけど、たいへんらしいすよ。先には死ねないて行ってました。この父親は監禁したくてやったわけではないと思います。迷惑がかかるから、やむを得ず檻の中に入れたのだと思います。賛否あると思いますけど。

Yahoo!ニュースより引用

他のニュースで、引っ越してきた当時から近所からの苦情が多く、仕事もままならず、今年1月には奥さんがなくなったと出ていた。もっと早く相談できる機関があればよかったね。檻に入れる行為は衝撃的だが、それしか手段がなかった父親の苦悩。誰が責められるだろうか?

Yahoo!ニュースより引用

風呂入れたりご飯は食べさせてたし、健康状態も悪くなかったんでしょ。周りに迷惑かけたくなかっただけで、お父さんも檻に入れることは辛かったと思う。早く福祉に相談すればよかったね。

Yahoo!ニュースより引用

おおむね同情的なコメントが多いようですね。

最後に

第一報を耳にしたとき、過去の性的虐待を目的とした監禁事件と同等に感じてしまった面がありましたが、その後出てきた様々な報道によってこの事件を多面的に見ることができたと思います。

山崎容疑者の人となりは報道には出てきてませんが、今回監禁されたとされる息子とは別に福祉の対応が必要な娘もいるようで、この事件が明るみになったきっかけの妻の介護も合わせるとまさしく八方塞がりだったということが容易に想像できます。

こんな時に兄弟や親せき、それでもダメなら行政サービスへ助けを求めるということは何ら恥ずかしいことではないことですし、もっともっと積極的に「ヘルプ」の意思表示をすべきだったんじゃないかなあと思ったのは私だけでしょうか。